発売当時に「最速の4ドアセダン。」と呼ばれたトヨタ・アリストの納車に行って来ました。最終型でも既に10年前のモデルでありながら、現在でも非常に高い人気を誇っています。人気の理由は現在でも色褪せないスタイルと、トヨタ・スープラと同じ2JZエンジン(グレードによって異なる。)を搭載していると言うところでしょうか?1999年に発売されたメルセデスベンツ・S500Lと並べても同レベルの風格と迫力を醸し出すボディラインは最高の一言です。 |
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ちなみに今回の車両はV300と言う2JZエンジン搭載の最速グレードです。「深夜の首都高速湾岸線で280km/hオーバーで個人タクシーのアリストに抜かれた。」や「チューニングしたら3速でもホイールスピンが止まらなくなった。」等と言う物騒なウワサが多々入ってくる伝説とも言える1台です。今回販売させて頂いた車両はノーマルですので普通の車です。A様もチューニングには興味深々でしたので、もしかしたら近い将来に物騒な車に変化するかも? |
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車両重量が1680kgと重量級なのでノーマル状態でワインディングを攻めても軽快さは感じません。軽快さはそこまでありませんが、高いレベルでまとめられた足回りのおかげでまったく不安は感じません。もしワインディングを攻めるのであればブレーキの強化と軽い軽量化をしたいところです。ちなみに軽量化にも色々な手段がありますが、純正シートをレカロ等のスポーツモデルにするだけでも結構軽くなったりします。 |
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トヨタ自身が「スポーツセダン」と謳うだけあって、動力性能もデザインもスポーツカーレベルです。フロントとリアの丸目4灯のデザインは大人気で、他車種にアリストのライトを移植するカスタムが流行するレベルでした。リアのトランクからルーフにかけての流線型のデザインはセダンのレベルを超えているように思えます。車幅は1800mmと現在の車からすれば一般的な数字になっていますが、数値以上の迫力を感じるデザインです。 |
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今回の納車は休日だったのですが、休日は平日とは違った注意が必要になって来ます。まず、走っている車に多くのサンデードライバー(休みの日しか車の運転をしない人。)が混ざっています。普段から車に乗っている方とは違って、予測出来ない妙な運転をする方も多いので注意が必要です。また、自転車やバイクも増えるのでこちらも注意が必要です。慣れていないバイク等は停車状態でも横に倒れて来たりするので、信号待ち等でもなるべく並ばないように停車します。 |
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納車完了です。今回はA様のご自宅近くでの記念撮影です。年齢がお若いので保険やローンで色々ご相談を受けましたが、すべてご希望の条件内に収まってよかったです。A様は学生時代にアリストに一目惚れし、ずっと憧れていたとの事でした。今回、その夢を実現させるパートナーとして当店をお選び頂き嬉しい限りです。古い車ですので乗り続けて行けば色々あると思いますが、すべて特別価格でサポートさせて頂きます。修理やカスタム、チューニングから小さい事でもお気軽にご相談下さい!今回はありがとうございました! |
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