ヘッドアップディスプレイ搭載ナビゲーションシステムセット(工賃、加工代、ヘッドアップディスプレイ、ナビゲーション本体込み):500000円(ポルシェ・911ターボ(964)の場合。他車種はご相談下さい。) ポルシェ・911シリーズは996まで純正でナビゲーションシステム自体の設定がありませんでした。993以前の911シリーズとなるとオンダッシュに両面テープで固定したり、エアコンの吹き出し口にステーで固定、もしくは灰皿の位置に金属ステーで固定等の方法しかありませんでした。しかし、これらの方法だとステーが見えた状態だったり、ダッシュボードに両面テープの跡が残ったりと、自然さや美しさに拘るオーナーには不評でした。そこで当店が長年の歳月をかけて、ついに純正テイストを残しつつ、美しい仕上がりで装着出来るセットの開発に成功しました!こちらのセットはパイオニアのAVIC−ZH99HUDをベースに当店独自のカスタムを施して使用します。 |
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こちらに掲載されている写真は911ターボ(964)のモノですが、他車種も出来ますのでご相談下さい。ちなみに964はダッシュボードの中はほぼすべて鉄板で出来ています。この鉄板はフレームですので、鉄板を切ったり曲げたりすると剛性が落ちる可能性があります。エアコンの吹き出し口や細かいボタンまで、すべて鉄板をベースに造られているのでこれらを避けつつディスプレイを装備しなければならなかったのでとんでもない手間がかかりました。鉄板を加工せずにエアコンの吹き出し口に装備する方法はある事にはあるのですが、エアコンの効きが弱くなると言う欠点があります。当店ではエアコンはそのままで、当然フレーム等の鉄板にはまったく手を入れずに純正のような美しさで装備する事に成功しました。 |
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取付けもただ、付けるだけではありません。純正のラインを崩さないよう、エアコンコントロールパネルや元々のオーディオパネルと角度も一緒になるように計算されています。ダッシュボードの下部を外して加工、取付けをするのですがいかにも後付けと解るような継ぎ足したようなラインが出るのを嫌い、仕上がりに1枚モノの生地で表面を造り直したため繋ぎ目等が無く、純正のような美しい仕上がりです。モニターを支えるためにゼロから作ったボックスはこの時代のポルシェの内装にマッチするよう、限界まで表面を奥に設置しすべてのラインを曲線を多様したデザインにする事によって、純正デザインに溶け込ませました。 |
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次にヘッドアップディスプレイですが、これがまた大変です。AVIC−ZH99HUDはドライバーの視線をそらさずにまるでフロントウインドウにナビゲーションシステムがインストールされたようなディスプレイが最大の魅力なのですが、ごく僅かな指定された車種にしか使用出来ないのが欠点です。取付けも専用品なので、他車種に取付けるとなると車の天井の鉄板を切ったり削ったり等の大加工が必要でしたが、当店は車本体にはまったく手を加えずに取付ける事に成功しました。カメラやヘッドアップディスプレイの配線は通常配線よりも太く、元々ある穴や裏のラインを通せないので、配線を表に出さないで取付けする事はほぼ不可能のような造りなのですが、何とか配線の問題も解決する事に成功しました。ちなみにフェラーリやランボルギーニの旧型モデル、ロールスロイスやベントレー等、車種問わず取付け可能ですのでご相談下さい。 |
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ヘッドアップディスプレイモデル以外のナビの取付けも出来ますのでご相談下さい。ご自身で取付けしたい希望のイメージがあればご相談頂ければ色々なご提案が出来ます。内装やオーディオナビゲーションシステム等の取付けは見えない部分なのできちんとしたデータやノウハウを持っている事が非常に重要になって来ます。知らない業者がモノコックのフレームなのに、勝手に鉄板を切ってしまってボディ剛性が落ちて帰って来たなんて言うトラブルもあります。また、見えない部分なので気が付いてもいないオーナーさんもいらっしゃるかもしれません。大切な愛車だからこそきちんとした取付けをする事をオススメします。 |
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